- フィットネスとエクササイズの違いがわからない
- フィットネスの種目は何を選べばいいの?
- 自分に合った運動を見つけて、挫折せずに続けたい!
体型や健康状態を気にしてフィットネスを始めたいと考える人は多いです。しかしフィットネスの目的や意味を知らずに活動を始めると、効果を感じにくく挫折につながりやすいです。
ただ運動することがフィットネスではありません。フィットネスとはバランスの取れたライフスタイル全般を意味し、体だけでなく心の健康も整えるのが目的です。
この記事では、フィットネスの基礎知識や得られるメリット、具体的なフィットネス活動を紹介します。この記事を読めば、自分に合ったフィットネス活動を見つけられます。
フィットネスは、健康維持やアンチエイジング、ストレス解消にも有効です。フィットネスに関する知識を身につけて、生活の質を高めましょう。
フィットネスとは健康面と体力面両方の意味がある

心身の健康や体力の維持・向上のために行う活動の総称がフィットネスです。
ただ運動するだけでなく、栄養摂取や適切な休養もフィットネスの重要な要素です。ウォーキングや家事など日常生活で行われる動作も、フィットネス活動の一環になります。
継続的な運動習慣は生活の質を高めます。フィットネスは簡単に始められて続けやすいので、健康な体づくりに最適です。
フィットネスの目的
多くの人が運動不足の解消・健康維持・ダイエットを目的にフィットネスを始めます。運動をして体脂肪が減少すれば、引き締まった体づくりにも効果的です。
フィットネスは心や社会生活にも好影響を与えます。筋肉をつけてスタイルが良くなれば、自分に自信が持てるようになります。運動を通じて新たな友人ができれば、コミュニティに参加する機会も増え、社会生活に満足感を得られるのも魅力です。
定期的な運動はホルモンバランスを整えるので、ストレスが軽減され睡眠の質も改善します。目的は人によって異なりますが、理想のスタイルを目指すためにフィットネスは必要です。フィットネスを続ければ生活の質が高まります。
フィットネスのメリット
フィットネスは体の変化だけではなく、さまざまなメリットがあります。
- 体重管理や体脂肪の減少
- 柔軟性とバランスの改善
- ストレスの軽減
- メンタルヘルスの改善
- 睡眠の質の向上
- 免疫力強化
- アンチエイジング効果
- 自己効力感の向上
上記はフィットネスがもたらすメリットの一部です。フィットネスはダイエット効果だけでなく、健康でバランスの取れた生活に欠かせない要素です。
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フィットネスの目的と効果

フィットネスの目的と効果は以下のとおりです。
- 健康維持
- 体型維持
- ストレス解消
フィットネスには体重管理や体型の改善、健康維持など多くのメリットがあります。ストレス軽減や心のリラクゼーションに役立つため、メンタルヘルスの改善にも活用されます。
健康維持
フィットネス活動で得られる健康効果は以下のとおりです。
- 生活習慣病のリスク低減
- 免疫機能の向上
- 血圧、コレステロールレベルの正常化
- 睡眠の質の向上
- 骨密度の維持と骨折リスクの減少
- 心肺機能の強化
フィットネス活動を通じて体力がつけば疲労感も軽減し、活力あふれる生活を送れます。運動には成長ホルモンを分泌する効果もあるので、アンチエイジングにも有効です。
体型維持

体重と体脂肪率を改善するためには、カロリーの計算が重要です。運動と食事内容の見直しで、消費カロリーを摂取カロリーより高くすれば、自然と体重は落ちていきます。
筋力トレーニングで筋肉量を増やし、基礎代謝を上げるのも有効です。脂肪燃焼効果が高い有酸素運動と組み合わせれば、より効果的でしょう。体系維持には質の良い睡眠も必要です。
体型維持は健康だけでなく、自信や幸福感にも影響を与えます。日々のライフスタイルにフィットネスを取り入れれば、生活全体が充実します。
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ストレス解消
運動には幸せホルモンの分泌効果とストレスホルモンの抑制効果があります。
- 幸せホルモン:エンドルフィン
- ストレスホルモン:コルチゾール
運動をすると上記のホルモンバランスが整い、幸福感やリラックス感を得られます。
仲間と一緒にスポーツを楽しむことで、コミュニケーションが取れ、ストレス解消にも効果的です。共通の目的で体を動かすグループエクササイズは、一層楽しみながら運動できる方法です。
フィットネスを続けることで、自己肯定感が高まりストレスにも強くなります。ストレスに悩む人にはフィットネスがオススメです。
フィットネスとエクササイズの違い

フィットネスとエクササイズは混同されがちですが目的は違います。
- フィットネスの目的:健康維持
- エクササイズの目的:からだを動かすこと
フィットネスは健康維持全般を指し、エクササイズは運動のみを指すフィットネスの一つの手段です。
フィットネスの目的は「健康維持」
フィットネスの健康維持効果は以下のとおりです。
- 血圧を正常な範囲に保つ
- 良質な睡眠を促す
- 免疫系機能が向上する
- 骨密度を増やし骨粗しょう症を防ぐ
- 老化による筋力低下を抑える
- 心肺機能を強化し、持久力を向上させる
- 体重管理を助け、肥満を予防する
- 消化機能を良好に保つ
- メンタルヘルスの向上が目指せる
フィットネスは運動だけでなく、食事や睡眠も含む健康維持全般を指します。フィットネスを継続することで、生活の質全体が向上します。
エクササイズの目的は「からだを動かすこと」

エクササイズは運動を通じてさまざまなメリットを得るのが目的です。フィットネスは食事や睡眠を含めた健康全般を指すのに対し、エクササイズは運動だけを指します。
エクササイズによる運動は身体の柔軟性や筋力を向上させます。運動をすれば血行も良くなるので、心臓血管系の健康にも有効です。運動でカロリーを消費すれば体重管理もできます。
ウォーキングなど日常生活に取り入れやすいエクササイズから始めるのがオススメです。エクササイズを取り入れて、スラッとしたスタイルを手に入れましょう。
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フィットネスの種類

フィットネスにはさまざまな種類があり、異なる目的と効果があります。フィットネスの種類は以下のとおりです。
- ヨガ
- 筋トレ
- ピラティス
- エアロビクスダンス
- ボクササイズ
上記のフィットネスの中から、楽しみながら続けられる種目を選びましょう。
ヨガ

ヨガはインド発祥の運動形態で「正姿勢」と「呼吸法」が重要です。
正しい姿勢でポーズをとることで体の柔軟性を向上させ、意識的に呼吸を整えてストレス軽減やリラクゼーション効果を得ます。
ヨガのスタイルは以下のとおりです。
- ホットヨガ
- アシュタンガヨガ
- ハタヨガ
ヨガは柔軟性の向上だけでなく、筋力強化や内臓機能の活性化、デトックス効果にも期待できます。ヨガを始める際は、専門のインストラクターに習うのがオススメです。初心者から上級者までレベルに合わせたクラスがあるので、自分に合った選択をしましょう。
筋トレ

筋トレには、ウェイトリフティングやボディウェイトエクササイズなどの方法があります。
- ウェイトリフティング:ベンチプレスなど重りを使ったトレーニング
- ボディウェイトエクササイズ:腕立て伏せなど自重で行うトレーニング
筋トレは筋力増加だけでなく、脂肪燃焼効果や姿勢改善にも有効です。適切なフォームと呼吸法により、筋トレの効果を最大限に引き出せます。
筋トレにより損傷した筋繊維を修復する過程で筋肉痛が生じます。一般的には24〜48時間以内に最も強く感じられ、徐々に痛みが和らぎます。食事のバランスも重要です。とくにタンパク質は筋肉回復に必須の栄養素なので、意識して摂取しましょう。
女性にも筋トレはオススメです。筋トレをすることで、メタボリックシンドロームを予防し、加齢による筋力低下を防げます。体力や目的に応じて、筋トレの頻度や強度を調整してください。
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ピラティス

ピラティスは姿勢を正しく保ち、関節の可動域を広げる効果があります。
体の中心部であるコアの筋肉を強化し、全体のバランスを改善します。健康維持や体型維持だけでなく、リハビリテーションにも適しています。ケガのリスクが少ないので、誰でも安心して取り組めるのが魅力です。
ピラティスとヨガは似ているように見えますが、成り立ちや目的、エクササイズ方法が違います。
項目 | ピラティス | ヨガ |
成り立ち | リハビリとして発展した | 精神修行の方法として生まれた |
呼吸法 | 胸式呼吸 | 腹式呼吸 |
エクササイズ方法 | 流れるように動きを続ける | ストレッチするようなポーズで数秒間キープ |
ピラティスではマットや専用の器具を使用したエクササイズもあります。ピラティスもヨガ同様に、ストレス軽減やリラクゼーション効果に期待できます。
エアロビクスダンス

エアロビクスダンスは音楽に合わせて体を動かします。心肺機能の向上や、有酸素運動による脂肪燃焼効果が期待できます。
全身を使った動きにより、筋力アップや柔軟性の強化、バランス感覚の向上に効果的です。年齢や運動経験に関係なく始めやすいのも魅力です。クラス形式で多数の人が参加するため、新たな友人もできやすく、コミュニティ形成の場にもなります。
運動をしながらダンスの楽しさも味わえるので、気分転換にも効果的です。エアロビクスダンスは、初心者から上級者まで幅広い層に支持されるプログラムです。
ボクササイズ

ボクシングだけではなくキックボクシングやムエタイ、空手の動きを取り入れたエクササイズの総称がボクササイズです。
パンチやキック、ステップワークを行う高強度のトレーニングなので、短時間で多くのカロリーを消費できます。サンドバッグ打ちやミット打ちを通じて、日常では行わない「殴る蹴る」の行為を体験できるため、ストレス解消にも効果的です。
ボクササイズは自衛術を身につけたい女性にも人気があります。エクササイズの効果が高いため、女性芸能人やモデルにも取り入れる人が増えています。
フィットネスジムの選び方

健康やボディメイクのためにジム通いをする女性は増えています。筆者もジム通いをしていますが、40~50代の女性客もいらっしゃいますよ。
この章では女性が安心して通えるジムはどんな基準で選べばいいのかを解説します。主に以下の点を中心に確認しましょう。
- ジムへのアクセス、通いやすさ
- マシンや設備面
- ジムの清潔さ
- セキュリティ対策がしっかりしているか
- ジムの料金設定やその他費用
安心して通える立地か
自宅や職場から通いやすいジムを選びましょう。都心部のジムは駅から近い立地が多いです。駐輪場や駐車場の有無、夜間でも人通りが少なくないかもチェックしましょう。
アクセスが悪かったり安心して通えない場所であれば継続して通いにくくなります。間違えないように複数のジムを調べておきましょう。
マシンや設備が整っているか

筋トレや有酸素運動を行えるマシンが揃っているか、更衣室やシャワールームやロッカーなどの設備面も確認しておきましょう。
マシンに関しては故障中のマシンがないかもチェック。メンテナンスがされていない状態やマシンや設備が汚れている場合は管理や掃除が行く届いてない可能性があります。
ジムは清潔さ
ジム内の清潔さは非常に重要です。定期的に清掃されているか、器具の消毒が行われているかを確認しましょう。施設の入り口やトイレも清潔かチェックします。
清潔なジムは女性客の割合が高くなります。男性客の割合が多すぎると女性一人で通うのが怖くなりますよね。
>>ジムの男女比はどれくらい?
セキュリティはしっかりしているか
安全性が確保されているかどうかも重要です。スタッフがいる時間帯やセキュリティシステムがしっかりしているかなど確認しましょう。
会員制のジムであれば外部の人間が入ってこれないか、男性客につきまといなどをされないような会員規定になっているか確認します。
貴重品などを守るために鍵のかかるローカーがあるか、施設内に防犯カメラがあるかもチェックポイントです。
>>月額制で安い、女性専用24時間フィットネスジム
費用面も確認
ジムには入会金や月額会費のほか、セキュリティ対策費用などのお金がかかるジムもあります。
ジムに行きだして「思ったより毎月お金が出ていくな」とならないように最初に計算しておきましょう。

キャンペーンやクーポンで割引してたり入会金が無料になったりするジムも多いので、お得に始めてみましょう。
まとめ(フィットネスの意味とは?)


フィットネスは体と心の健康を整えます。健康維持や体型維持、ストレス解消に効果があり、身体的な側面だけでなく精神的にもメリットがあります。
代表的なフィットネス活動は以下のとおりです。
- ヨガ
- 筋トレ
- ピラティス
- エアロビクスダンス
- ボクササイズ
好みや目的に合わせたプログラムを選択し、活動を通じて体と心の健康を保ちながらダイエットを続けましょう。
» 初心者向け、ジムの選び方やマナー